比較フェチ

左がL卵 右はMS
卵1個と言ってもこれだけ大きさが違う。
お菓子はM卵使用が基本だと言われる。
LとMでは卵黄の大きさはほぼ同じで、違うのは卵白の量なので
卵黄含有率が変わって風味が違ってしまうかららしい。
ならば、Mよりさらに小さいMSはどうなのか?
3つずつ割って、卵黄と卵白の割合を確かめてみた。すると・・・
L卵① 卵白37g 卵黄18g
L卵② 卵白36g 卵黄19g
L卵③ 卵白39g 卵黄17g
MS① 卵白33g 卵黄11g
MS② 卵白32g 卵黄12g
MS③ 卵白36g 卵黄11g
というわけで、意外にも断然L卵の方が卵黄の割合が多かった。
LとMSの卵をそれぞれ同じ重さ用意した場合、
L卵の方が濃厚な卵液になるということである。
たった3個ずつの平均ではあるが、仮に320g程度の卵液にした場合、
L卵だと卵黄が約90g、MSだと卵黄は約66gということになる。
う~ん、これでは風味もずい分違ってくるだろう。
今度は、お菓子の基本とされているM卵で試してみよう。
粉の比較

これはもう、どれだけ試作したか分からない。
ちなみにこの3つは、特宝笠、ドルチェ、スーパーバイオレットで焼いたバターケーキ。
試した粉は他にも、ファリーヌ、ソフィーチェ、ビーナス、まだまだあったと思う。
ひと口ずつお茶で口を落ち着かせて、飲み込んだあとに鼻から抜ける後味まで味わったつもりだが、
悲しいかな、私の鈍感な味覚では驚くほどの違いは得られぬまま今日に至る。
ただ、ここ数年落ち着いているのはスーパーバイオレット。
クセがなく、かつ扱いやすいので気に入っている。
他にもチョコだバターだと、あらゆる素材を試食・比較するのがいわば趣味である「お菓子オタク」な私。
当然のようにレシピの試作・比較も大好き。
同じケーキを何種類も作って結局混乱してしまうため、数年前から表にするクセがついた(笑)。


文字じゃ解りにくいからってグラフまで(爆)!!

で、そんな紙がこんなに(呆)!

さぁ~て!今年は何を比較しようかな!!!