FC2ブログ

ハビ

ハビ・ハル・シオン
この愉快な3匹トリオの時代は、わずか4年間だった。


P1070819.jpg









P1070250.jpg







P1060878_2020041120543194e.jpg









P1060253.jpg







何度かブログに書いたけれど、シオンは美形で賢くて運動神経が良くて怖いもの知らずで
自分の倍ほどの大きさのハビと、年中取っ組み合っていた。





P1020481.jpg







P1010605_2020041120542262c.jpg






そんなシオンがたった4才で虹の橋を渡ってしまってから、ハルとハビとの暮らしが9年間続いた。
ハルは怖がりの甘えん坊で、ハビに近づくことは一切なく(笑)、
2匹はいつも一定の距離を保って干渉し合わない静かな日々が続いた。


















IMG_3377.jpg
















__ 1















054 - コピー




3年前、ハルが逝ってしまって、その悲しみから中々立ち直れずにいた私は
もう新しい命を迎えることはやめようと決めたのだったが…

猫のいない暮らしはどうしても寂しくて、保護猫ヨルを迎えることにした。





IMG_2838.jpg











IMG_2890.jpg
















FullSizsdfeRender.jpg




母性ゼロのハビは、ヨチヨチ歩くヨルを寄せ付けず、一切興味も示さなかった。
ヨルがそ~~っとハビに近づいて、ハビに寄りかかって寝ようとしたことがあったが
ハビは歯をむき出しにして追い払ってしまった。
以来、ヨルはハビに近づくことはしなくなり、2年が過ぎた。






゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。




今年の1月下旬、ある日突然ハビがエサを食べなくなった。
「食欲の権化」 「“残す”という文字は私の辞書にない」はずのあのハビが
今まで一度だって食欲が落ちたことなどないハビが
エサの皿を見せると顔をそむけるようになったのだ。翌日も同じ状態だった。

試しにいつもと違う柔らかいフードを買って与えたら何とか食べたが、それもすぐに受けつけなくなってしまい
水しか口にしなくなってしまった。

ハビは15才。家族は「その時」が近いのだと思った。
医者に連れて行けば、点滴などで延命してもらえるだろう。
しかし、ハビが今「枯れていく準備」をしているのだとしたら
それを引き延ばして、辛い時間を長引かせるのは可哀想なのではないだろうか。
迷った末、医者には行かず見守ることに決めた。

ハビの生命力は強く、何も食べなくなって3週間経ってもしっかりと歩き、
水しか口にしていないとは信じがたいほどだった。
しかしそのうち身体が一回り小さくなって、足が弱り始めた。
階段を登れなくなり、大好きだったハビ専用ソファに乗れなくなった。
抱き上げてソファに乗せてやると、そのあまりの軽さに涙が出た。
大きく黒々とした目には“意思”があり、自分の身体に起きていることへの不安と
家族のそばに居たい気持ちが伝わってきた。
私を追ってフラフラと歩きだしたものの、階段を登れずに落ちてしまったりもした。







IMG_4960 (2)












2月後半、いよいよ立ち上がることができなくなったため、吸い飲みで水を与えた。
とても水を飲みたがるのだが、飲むと必ず吐き戻してしまい
もうハビの身体は何も受け付けられなくなっているのだと感じた。




IMG_4956 (2)







寝たきりになった2日後の2月20日、「行ってくるからね」とハビに声をかけ頭をなでて出勤した。
仕事の昼休みに帰宅すると、玄関に長男の長靴が脱いであった。
それを見て、私はハビが逝ってしまったことを悟った。

リビングに駆け上がると、ハビはいつものソファに丸く寝かされていた。
ハビ!!と呼んでも、もう目を開けて私を見ることはなかった。







IMG_4961 (2)








私が出勤した後、長男の部屋で寝ていたハビの、いつもの息づかいの音がフッと止まったのだそうだ。
長男が庭に準備したハビのお墓に、大好きなおやつや首輪と共にハビを埋葬した。



゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。






P1080638_20200411205555690.jpg









P1090119.jpg

















P1060962_20200411205433ba5.jpg



















IMG_3365_20200411205353665.jpg


















P1050839_20200411205427e40.jpg









いくつになっても元気いっぱい食欲旺盛で、年齢を言うと必ず驚かれたハビ。
何となく、ハビがいなくなることはないのではないか…?ずっとずっと私達の家族で居続けるんじゃないか?
そんな錯覚を起こすこともあった。
ハビのいる景色、ハビの出す音、ハビのするイタズラが当たり前すぎて
時々家族で「ハビがいなくなることなんて想像できる?耐えられると思う?」と言うことがあった。


ハビのいない部屋は静かすぎて、しばらく慣れることができそうもないよ。





世の中は、個人的なことを嘆いている場合ではないのですが、ご報告として書きました。
21才の次男が5才の時から一緒に暮らしたハル、シオン、ハビ。みんな行ってしまいました。
ハビは我が子も同然で、しばらくは書くことができませんでした。
家の中がとても静かになってしまいました。

P1090175_20200411205601693.jpg





★インスタ★