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フェーブの力

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この記事は、せめて一月中に書かなきゃ(^^ゞ…というわけでガレット・デ・ロワのお話を。

子どもの頃に買ってもらったお菓子作りの本に“ピティビエ”というパイ菓子が載っていました。
読むと、折パイにアーモンドクリームを詰めたもののよう。
同じページに、見た目は全く同じに見える“ガレット・デ・ロワ”というお菓子も載っていて、
それは『エピファニー(公現祭)に食べるもの』とか
『中の陶製の人形をあてた人は王冠をかぶる』とか
50年近く前の昭和の子どもには想像もできない、宗教的背景の儀式について説明がありました。

その艶々堂々たる姿に、いつか作ってみたいな~と思ったものの、パイと言ったらアップルパイ!の私。
実際に折パイを作れるようになったら、せっかく手間暇かけて仕込んだパイ生地1台分に
全てアーモンドクリームを詰めてしまうのがもったいない気がして(笑)
結局今まで、ミニ・アーモンドパイ的なものしか作ったことがありませんでした。










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が、ここ数年パティスリーでもお菓子作りブログでも、ガレット・デ・ロワは大変な人気ですよね。
毎年お正月になると、有名ブロガーさんたちの見事なガレット・デ・ロワの写真があちこちで見られるし
パティスリーでも、「1月〇〇日までの限定販売」とか「1日〇台のみ」とか
購買意欲をそそられるような謳い文句を目にします。


で、遅ればせながら今年は、いくつかのお店のガレット・デ・ロワの食べ比べと
初の自作デロワに挑戦してみました。

フィリングは、フランジパーヌよりどっしりしたクリームが好きな私はただのアーモンドクリームに。
そのかわり発酵バターを使って風味よく仕上げました。

折パイは、最近はやりの逆折込パイ生地(フィユタージュ・アンヴェルセ)。
ついつい完成を急いでしまうクセをおさえて、丁寧に丁寧に。



丁寧に丁寧に。




丁寧に丁寧に…。





丁寧……  アレ?      オーマイガーッ!!




なんと、計算間違いをして、丁寧に折り過ぎてしまいました。

フィユタージュ・アンヴェルセは通常の折パイよりも折る回数が少ないのが基本らしいのに
なんと、通常よりも多くバカ丁寧に折ってしまっていたのです。

所説ありますが、
折込回数、4つ折り2回と3つ折り1回の計48層で良いというレシピもあるのに、
私はセッセと3つ折りを7回もして、計2187層も作ってしまったのです。45倍って… (T_T)


ご存知のように3つ折りとは、伸ばした生地をパタンパタンと“3つに折る”こと。
そんなことわかりきっていて、いつもの手順なのに
その時の私の頭の中はどういうわけか「3つ折りを“3回”」=「3つ折り」と変換されてしまっていたのです。

こんな事初めてで、これはもう老化としか考えられないのですが、
途中で「何だかおかしい…」と気づいた時はすでに遅しでした。
まぁ、あのまま気づかなければ、2万層まで折っていたと思うのでこれでも傷は浅かったのかな(^_^;)

もうこの時点で、全てを放り出してふて寝したい気持ちでしたが
一応、こういう『折りすぎたパイ』を焼くと一体どうなるのか見てみようと思って焼きました。
それがこれらの写真です。

当然ですが、パイというよりクッキーに近い生地になってしまっていますね。
歯ざわりはサクサクとはしているけど、儚さもハラハラ崩れる脆さもなし。





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大失敗でした。




















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自作ガレット・デ・ロワはこのように大失敗でしたが、
食べ比べの方はhappyな結果に (^o^)

1月初旬に計4台のガレット・デ・ロワを購入し、友人や家族と食べたのですか゛…
全てのフェーブが私のピースに入っていました~ (^O^)/

なんだかとっても嬉しかったです。(^o^)
今年の自分はこれだけラッキーを引き寄せられるんだから、きっと色々なことも大丈夫。
収まるべきところに収まっていくはず…。








いつもいつもありがとうございます!

前回の記事→★では、
我が家のシッチャカメッチャカについて書かせて頂きました。

ブログを知る実生活上の知人に読まれることへの抵抗もありますが
自分にとっては、お会いしたことのない画面の向こうの方々に本音を届けることの方が意味があると感じています。
もしかしたら、私の体験はどこかで誰かの役に立つかもしれないとも思っていて、
もう少し色々なことが整理できたら、文章にしていきたいと思っています。(いつのことやら)

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