記憶の中の天使

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17センチの型用の分量なのに20センチの型で焼いたので、大変背が低くなってしまったけど
一応エンゼルフードケーキです。

むかしむかし、私が中学生だったころ、学校の帰りに時々寄った喫茶店に
エンゼルフードケーキというメニューがありました。
多分、女性おふたりで経営なさっていたその店は、素朴な手づくりケーキが人気のお店で
広くはない店内はいつも常連客でいっぱいだった記憶があります。

そのエンゼルフードケーキは、ただ卵黄を入れていないシフォン…ではなく、
一種独特の食感が印象的なお菓子でした。
言葉ではうまく言えないけど、何となくサクッとしていて弾力もあって…
とにかく、あんなにシンプルなのに今でも忘れられないお菓子です。


いつか再現してみたいと思っていたけど、何しろ使う卵白の量がすごい。
レシピにもよるけど、1度に6個とか8個分の卵白が要るのです。
残った卵黄をどうするのか考えると中々作る決心がつかずにいましたが…


全員が納豆好きの我が家。
テレビで “卵白に含まれる『アビジン』が納豆の栄養素『ビオチン』を壊す”という情報を聞いて以来
卵白の溜まること溜まること!
200gの卵白なんて、アッと言う間に溜まるようになりました。

そこで、初エンゼルフードケーキ。
最初にも書いたように、20センチのレシピが見当たらずかなり適当に作ったので
こんな風になっちゃいましたが、これを叩き台にしてあの思い出の味に近づけるように工夫しようと思います。





















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ちなみにその喫茶店のエンゼルフードケーキには、コーヒー味のバタークリームが塗ってありました。
しっかりと甘いんだけど、とても美味しい組み合わせだったなぁ~~。
それを思い出し、私も急ごしらえのコーヒーバタークリームを塗ってみましたが
見た目も味も、本家とはかけ離れ過ぎ(笑)
卵白が溜まったらリベンジだ!



その喫茶店ですが、なんと現在でも営業なさっているんです。
私が通っていたあの頃と同じ方たちが、今も切り盛りなさっているようです。
子どもの頃から親しんだ美味しい店がどんどん閉店してしまって、残念でならない私。
この喫茶店も、ずっとずっと続いてほしいと願います。

興味がある方は 「鎌倉 Home made Mitch」で検索してみてください。







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