マフィンふたたび

ラズベリーとホワイトチョコのマフィン
コストコに行くとつい買ってしまうのが、ラズベリーかブルーベリーかチェリーのどれか。
残留ナニナニが気になるが、他では中々手に入らないものでつい…。

生ラズベリーは酸味が強いので、万人受けとは言えないが
ホワイトチョコと一緒に口に入ると、
甘いチョコにジュワッとしたラズベリーの、甘&酸のハーモニーが美味しかった♪
割った写真も撮ればよかったな~。

今回は、以前載せたスコーン式マフィンの作り方で作ってみた。
その時気になったことがあったので、確認の為に今度は何も入れずにまたマフィンを焼いた。
まずは、ボールの中でバターと粉をサラサラになるまで切り混ぜて、そこに水分を加える。
これはマフィンなので、スコーンよりもずっと多い牛乳と卵。
気になっていたのは、この水分を加えた後の混ぜ加減。
マフィンのレシピをあれこれ見ると、とにかく混ぜないこと!粉気が残っているくらいでストップ!
…と書かれているものがある。
しかし、それとは真逆に「しっかり混ぜよ」というものもある。
10年前くらいに、洋菓子研究家の加藤千恵先生がNHKの番組内で作っていたのも
「とにかくよ~く混ぜること!」というタイプだった。
当時その通りに作ったら、確かにふんわりできたが
今回はバターと粉を混ぜるのが先という変形。この場合はどうなのかな?と疑問だったのだ。
そこで、同じ配合の生地をふたつ作り、一方はサッと混ぜ、もう一方はグルグルと混ぜてみた。
型に入れる前の生地の状態は、肉眼で見ても明らかに違う。
方や粒々。良く混ぜた方はなめらかで艶やか。

焼き上がり~。
見苦しくあふれたのは、混ぜ方の問題ではなく生地量の見誤りです(^^ゞ
さて、味はどうかな?
すぐに検証してみたいけど、グッと我慢。
マフィンは焼き立てならば大抵美味しいものだ。
しっかり冷めて時間が経ってから確認しよう。

…などと言ったけど、焼き立てホカホカのマフィンを無視などできなかった(^^ゞ
とりあえず味見しよう♪
明日は明日で確認すればいいよね。
切った感じでは、左の「サッと混ぜ」の方が少しキメが粗く見えるが…?
食べてみると…
やはりホカホカのマフィンはどちらも美味しかった。
サッと混ぜた方がホロホロ感が強いが、それはそれで美味しい。
私は、マフィンとカップケーキは全く別物と思っていて
ケーキのようなフワフワを求めないし、ホロホロと崩れる感じこそマフィンの美味しさだと思う。
なので、焼き立てはどちらもそれなりに美味しくて、甲乙はつけ難いなーという感じ。
そして翌日。いよいよ一日経ったものをもう一度試食してみると…
ホロホロの方は若干ボロボロに変化し、パサパサ感も出てきていた。
それに対し良く混ぜた方は、生地がしっかりつながってるためか
サッと混ぜタイプよりしっとりして柔らかい。
う~~ん、これは明らかに違う!
良く混ぜた方が食感もなめらかだし、劣化も遅いみたい。
というわけで、とりあえず気になっていた疑問にはひとつの答えが出た。
でも実は、すでに次の疑問が頭にチラついている。
いつもありがとうございます!
マフィンがうまく焼けなくて、寝ても覚めてもマフィンばかり作っていたのは
今から10年以上前のこと。
COOKPADにひとまず納得したレシピを載せて、多くの方に作っていただきました。
んが!再びマフィン熱、再燃の兆しが…。
どんなマフィンを「完成形」とするかにもよりますが
またもう少し、あれこれ試してみたい気持ちでいます。
私が食べたいのは「ケーキの生地をマフィンカップに入れて焼いたもの」ではなく
「マフィンでしかない生地」のマフィン…。
文章で書くと、何ワケわかんないこと言ってるんだ?という感じですが
本人にとっては大事なポイントなんです。
おいしいマフィン、焼けるといいな~!
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