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毒だらけ。

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この間の、冷や奴みたいなチーズケーキ以降も、時々レアチーズケーキを作っている。
ずーっと長い間、マドモアゼルいくこさんのレシピで作っていて、それは今でもとても好きなんだけど
ちょっと違う方向のものが作りたくて、単純な材料を足したり引いたりしている。

これはその過程でのひとつ。












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レアチーズケーキによく使われる、オレオの台。中には夏の名残りのチェリーのシロップ漬けを刻んで入れた。
チェリーに合わせて、ゼラチンは水とキルシュ半々でふやかした。

私は、昨今流行りの「トロトロ」や「ユルユル」はあんまり好みではないんだけど、
それでもちよっとだけゼラチンが多かったかな~?














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見苦しい食べかけ画像で失礼します。
チェリーが点々と味のアクセントになるので、甘さを控えめにした。
それから、ヨーグルトやレモンなどの酸味も控えめに。

結構好みに近づいてきた!!









いつもありがとうございます!

みなさまーー!
しつこい足つりの泣きごとに、たくさんのアドバイスを頂きありがとうございました。
何度か記事にしているので、かなりの情報数になりました。

一般的に「足つりに良い」とされている事は大抵試しているのですが、あまり効果を感じませんでした。
これから、頂いたアドバイスを少しずつ試してみますねっ!


それとは別に、今年の「つり頻度」がかなりひどいので
やはり更年期的な角度からも診てもらった方がいいのかしら…と、先日医者に行ってみました。
行ったのは、“ホリスティック医療の内科”。
みなさん、ホリスティックってご存知でしたか?私は知りませんでした。

NPO法人日本ホリスティック医療協会によると

ホリスティック(Holistic)という言葉は、ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としています。 そこから派生した言葉には、whole(全体)、heal(癒す)、health(健康)、holy(聖なる)…などがあり、健康-health-という言葉自体が、もともと「全体」に根ざしています。



…だそうな。
今回行ったのは、1年前知人に強く勧められて1度だけ受診した医院。
その時は、私が診察室に入るなり医師が、キャスター付きの椅子ごとシャーッとバックし(笑)、
「ぅわ!強っ…」と呟き、私がおずおず喋り出すとそれをさえぎるように
「辛かったんだね…!!」と憐憫のマナコとなり、その後延々と
私に起きている様々な不調は、私が50年間も自分の本心をストレートに表現できずにいる事に起因しているとか
“そっち系”の話が続いた。
で、体中に「気の流れをよくするシール」を貼られ、帰宅。
実は、それっきりそこには行きませんでした。

あの御見立てが正しかったのかは不明ですが、もう一度行ってみて
前回と同じような見解ならば、そこを信じてみようかな…と思ったわけです。
もちろん身体は変化しているし起きている症状も違うので、多少は違うでしょう。
ただ、医師が私に対して告げた様々な心の問題を再確認したかったのです。

前置きが長くなりました。

で、今回1年ぶりに受診したらですね…。

全く違うの!おっしゃることも、診療や検査や質問の内容も。
前回言われた、『寝る前に、紙にひたすら自分の思いを書きつづれ(悔しい悔しい悔しい悔しいとか)』とか、
『周囲の人の感情が分かり過ぎて(つまりエンパス)苦しみになるので、自分の声の方を大切にする訓練をせよ』とか
それらの話題には一切ならず、ひと通りの質問が終わって言われたことは

食べてるものが悪すぎる! でした。

何でも、私の身体は毒だらけなんだそう。

添加物を多く摂るのかと問われたので、
あえて化学調味料を振りかけたりはしないが、時間がない時に中華の合わせ調味料(クッ○ドゥとかね)を
使うことはある、と答えると、ため息まじりに「家庭なのに?」と呆れ顔。家庭…だからです。

ポテトチップスやコンビニ弁当についても聞かれたけど、私はあんまりそれらは食べない。
自分の食生活で問題だなーと思うのは、「塩分摂り過ぎ(しょっぱいのが好き)」や
市販のパンなどをよく食べること(確かに添加物まみれだから)かなと言うと
「塩分を欲するのも毒のせい」とのこと。

とにかくまずは解毒が必要だそうだ。

とにかく、診療中ずっと『一体どういう食生活してるんだ』というような視線を浴び続け、終了しました。
言ったら逆に、更に呆れられそうだったので黙っていたけど
製菓衛生士の資格取得や、今やっている専門学校の授業でも触れるので
添加物についてまるっきりの無知でもないと思うんです、私。
加工肉や練り製品や、色鮮やかすぎる食品などは避けるけど、
それ以外は「知ってはいるけど、しょうがないか…」的なゆるい考えで、買ったり食べたりしていました。
それを指摘されたら言い返せないけど、完全無添加な暮らしを実行する自信はないです。



そして、結論として言われた具体的な解毒策は…なんと…




小麦粉&砂糖全面禁止。



オーノーーーーーーーーーッ


確かにそれは思い当たる。
だって小麦粉だいすきだもん。
8年も前の記事だが、こんなこと書いてるくらいだ。

その私に、そして菓子作りがライフワークでもある私に、小麦粉を排除せよとおっしゃるのか。
そんな御無体な…

しかし、帰宅してちょっと調べると
小麦を食べてはいけないというのは、ダイエット目的だけでなく健康面からも非常に強く叫ばれていることなのね。
糖質オフダイエットという意味ならよく分かるけど、それ以外にも現在流通している小麦粉(特に輸入もの)は
百害あって一利なしくらいの、「よくない食べ物」なんだそうだ。
関連書籍もたくさん出ている。
これには正直考えさせられてしまった。

だけど!
私は菓子を焼くのをやめられないと思うんです。
たかが趣味と言われるかもしれないけど、物事の継続が苦手なこの私が
唯一続けている楽しみが菓子作り。
何を焼こうかと考えるだけで、自然とワクワクする。

この医師は他に、私のある臓器が弱っているかもと指摘した。
しかしそれについては詳しくは説明なさらず「ネットにも色々情報はあります」と言い、更に
メモ用紙にサラサラと本のタイトルと著者名を書いて私によこし
「この本に分かりやすく書いてあるから、取り寄せて読んでみなさい」と言うのです。

『…え~と、そこを説明するのがアナタのお仕事では?』と言いたかったけどやめておきました。


とりあえず血液検査の結果は聞いておきたいので、あと1回は行くと思います。
その後もそこに通うかどうかは、熟考が必要だと思いました。

小麦が身体によくないのは、もしかしたらそうなのかもしれない。
摂り過ぎに気をつけようとは思います。
そして、自覚のあった“塩分”“糖分”の摂り過ぎを改め、野菜をもっと摂り、つい使ってしまう合わせ調味料も
なるべく控えようと思います。

ただ、食費があり余っているならともかく、一般に流通している食品の中で
“日常の食”をやりくりしていかざるを得ない庶民の我が家。
完璧なマクロビとかビーガンとかを徹底する金も気力も時間もありません(完全なる言い訳ですけど)。

そんなこんなの“ホリスティック2nd”でした。
『??』な事も山盛りだったけど、自分の食を見直すきっかけをくださったことには感謝します。
お菓子作りは…今までもそうだったように、国産小麦を使って続けようと思います。

いやはや…。



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