慌て者のパイ。

さて この無残極まりないパイの正体は…
無理矢理ハーフ&ハーフのチェリーチーズパイでした。
先日、スターパックスでチェリーパイを食べたら、自分でも焼きたくなったので
サワーチェリーの缶を買ってきてパイを仕込んで、休みの日にウキウキ作り始めた私。
パイ皿に生地を敷きこんで、予め煮ておいたフィリングを流し始めて、そこでやっと気付いた。
フィリングの量が全然足りないことに。
最初は「それはそれでいっか」と、焼成続行しようかと思ったのだが
全てのフィリングを流してみて、そのあまりの浅さに「こりゃダメダ」と手をとめた。
でも、さて、どうする??
もうオープンの予熱が完了している状況。
一度流したフィリングで、パイ生地は湿ってしまってるし、追加しようにもチェリー缶もない。
どどどーしよー!モタモタしている間にどんどんパイ生地が湿ってしまう~!!
で、本当に大慌て&てきと―もいいところだが
冷蔵庫にあったクリームチーズを適当に器にとってチンし、適当に砂糖を加えて混ぜ
乱暴に卵をひとつ割り入れグルグルかき回して、ものの3分程度でチーズフィリングを作り
チェリーを片側に寄せてできた隙間に流してオープンに放り込んだのだった。
この間の動き、まるで早送り状態。
そして焼きあがったシロモノが、トップの画像。
チェリーの量云々の前に、トロミがゆるかったし液体が多すぎて噴火してしまった。

でも、切ってみたらそんな惨劇はなかったようにも…見えませんか?

そして、パイはやっぱり自家製ならではの素朴でフレーキーな美味しさ!
たとえ噴火で汚れていても!

チーズパイの方は、図らずも“チェリーソースを忍ばせたよう”に焼けて、これも偶然だが美味しかった。

今度は中身を倍量作って、ちゃんと綺麗に焼きたいなー。
いつもありがとうございます!
実は今回、パイ生地の量も適当だったので、オープンパイになってしまいました。
チェリーパイは上からも一枚パイをかぶせたスタイルの方がきれいだし食べやすいのにね。
きちんと計画して準備してとりかかる…お菓子作りの基本中の基本だというのに
いつもこのように衝動的で、それゆえ土壇場でトラブル発生してワーワーして…。
反省はするけれど、でも直らないんだろうなと思います。こういう性分…。
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