今年もよろしくお願いいたします。 アーモンドクリーム覚え書き付き

明けましておめでとうございます!
年末のご挨拶も書かないまま、新年を迎えてしまいました。
昨年も、多くの皆さまにこの矛盾厨房をご覧いただき、本当にありがとうございました。
昨年は、矛盾厨房の原点でもあるcookpadに登録してから満10年という年でした。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
この10年間の私は、3歩進んで4歩下がり、そして1歩進む…ような毎日で
毎年『発展途上、発展途上』と言いながら過ごしてきました。
更に昨年、人生の節目中の節目であろう“生誕半世紀”と“結婚四半世紀”を迎えてしまいました。
これが、昨年はじめに呟いていた『3つのキリ番』です。
このキリ番達を迎えたことで、嫌が上にも現実的な状況を再認識することになり、
10年前にぼんやり描いていた“新たなるスタート”だの“再生”だの“しきりなおし”だのは
今生中の実現はどうやら無理ね…という事を認めざるを得ない状況となって参りました。
それもこれも、私の度胸、行動力、決断力の無さに起因しているのは百も承知なのですが…
“往生際が悪い”ことを、“簡単にくじけない強さ”ということにすり替えて
万にひとつの可能性でもあるうちは、この場で夢を見させていただきたいなと思っています。
あのおばさん、まだあんな事言ってるよwと、呆れられると思いますが
ひやかし半分大歓迎♪ですので、時々『悪あがきおばさん、どうしてるかな?』と
覗きにいらしてくださると、とても嬉しいです。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます m(__)m

で、写真は洋ナシのアーモンドパイ。
洋ナシのタルトがスペシャリテでもある、鎌倉のケーキ店で
シュクレ生地ではなくブリゼ生地で洋ナシタルトを作っていたので、真似てみました。

洋ナシはコンポートにせず、生のまま焼き込んであります。これもそのお店の真似。
お店のものは、アーモンドクリームがクラフィティ風で優しい味わいですが
そこは真似せず自分の好みを優先。
炒ったアーモンドプードルとブラウンシュガーを使った、コクのあるクリームにしてみました。
そしてアーモンドクリームというと、アーモンドと砂糖とバターと卵が同割というレシピが多いですが、そこも違います。
最近気に入っている配合は
【無塩バター90g ブラウンシュガー80g 炒ったアーモンドプードル120g L卵1個】
これに、塩をひとつまみくらい加えます。
卵が少なめなので、バターをしっかり柔らかくしてから作業すると混ぜやすいです。

45分くらい、しっかり焼きます。
途中焦げてきたら、ホイルでカバーしてください。
皆さまにとってこの1年が、素敵な出来事でいっぱいの年になりますように!!
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