飲めません。

やっと少し秋の気配を感じられるようになった。
たった2週間で、時期外れでつまらない画になってしまったマンゴープリン♪
こういうものは、ムシムシし始める6月頃にアップしてこそ、なのにね。

そしてこちらもまた…
ピンボケで何だかわからないけど、桃のコンポート也。
皮と煮ることで、優しいピンク色に染まる。
今載せるべきは、ハロウィン菓子なのは百も承知だけど!
11月に入ればクリスマススイーツで、年始にはガレット・デ・ロワで…
それがアクセスアップの基本なんだろうけど!
ワタシにはムリだ~~~。
という事で、季節感ゼロの冷たいスイーツ2品でした。
いつもありがとうございます!
ちょっと不調で医者に行ったら、顆粒タイプの漢方薬が処方された。
いい年をして恥ずかしいが、私は粉や顆粒の薬が飲めない。液体も飲めない。
飲もうとすると、嘔吐反射が起こるのだ。
オブラートもダメ。想像しただけでウッ。。。となる。
その代わりと言ってはなんだけど、錠剤ならザラザライケる。
大量の水がなくても、首をクイッと上にあげなくても、
一般的なサイズのサプリなら、10錠くらい一度に飲める(多分)。
だから、今回も頼んでみましたよ。
「その漢方で錠剤タイプはないでしょうか??」と。
しかし残念ながら顆粒しかなかった。
病気、、、というわけではないけれど、
長年の不調や年齢的な事から、穏やかに体質改善できれば…という事で処方された今回の薬。
想像だけど、ある程度の期間は服用しなくてはなるまい。
という事は、なんとしてもこの顆粒を飲み下せるようにしなければならないわけだ。
さて、どうしたものか…??
…というわけで最初に考えたのは、カプセルに詰めること。
ネットで検索し「飲みやすいサイズ」というレビューを信じ、カプセル購入。
すぐに届いて、「ヨシ!これで顆粒薬も飲めるのね!」と思ったのだが…
3号というそのカプセルは上品な小粒。
これにあの顆粒を詰め替えたら、かなりの数になるんじゃないかなぁ…
不安的中。
詰め替え途中ですでに敗北は感じてたけど、顆粒1包を全て詰め替えてみたところ
出来上がったカプセル薬の数は…12個であった。 ( ̄▽ ̄;)!!
小さなカプセルにこぼさぬように顆粒を詰め替える作業も、
老眼の進行した身にはかなり辛く、時間がかかった。
1日2回服用の為には、この作業にどれだけ時間を取られるのだろう??
そして、錠剤は余裕とは言ったけど、カプセルは材質の特性上喉に張り付きやすく
これを毎回12錠飲むのは、さすがにしんどい…。
というわけで、カプセル作戦は断念。
次に、良く見かけるゼリー状の嚥下補助剤や、水に溶かすとか色々と考えたけど
恐らく不敵であろうと思った。
医師は「ヨーグルトに混ぜてもいいですよー」と言っていたけど
あんな匂いのものを混ぜたら、とても食せないし、
第一その後ヨーグルトが嫌いになってしまう。
はぁ~どうしたものかと考えて…ある方法を思いついた。
うまくいくかどうか分からないけど、実験してみよう。
それは、わずかな水を加えて顆粒を練り、小さくまるめるという方法である。
うまくいけば、一気に飲み込めるかもしれない!
ここまでやる馬鹿な大人を、私は他に知らない。
しかし私はやってみた。切羽詰まると、人は工夫をするものよね。
本当に1滴ずつ水を加え、小さなヘラでネリネリネリ…
そしてペースト状に近くなったところで、3つに分けて丸め丸め…
数滴の水で練った顆粒は異様な匂いを放ち、とても飲めそうにないけど、
でも、形状としては何とかイケそうな感じがしてきた。
ただ、このままじゃベタベタでどうにもならないので、更にこれを1日ほど干し…
それは完成した。

→(ドラえもん口調で)「手作り丸薬~~~」 (゚m゚*)プッ

サイズはこんな感じ。
1日乾かしたことで、中はフニャフニャだが周囲は手でつまめるほどに乾燥した。
中々の完成度ではないだろうか。
粉薬など5秒でスッと飲む息子たちは、相変わらずの母の奇行に呆れていたが
当の本人はとても満足していた。
この方法なら…クサイ漢方顆粒を飲み続けられるかもしれない!
早速記念すべき初飲みタイムだ!
まずは一粒口に入れ、水で飲みこんだ……飲みこんだ……!?
(||`□´||;;)な、なんとっ!!
丸薬が喉の奥のところにペッタリと張り付いてしまったではないか!
強い粘着性のせいで、いくら水を飲んでも流れていってくれない!!
指で押しこもうにも届かないっ!
ノーーーーッッ!!どんどん成分が溶け出し、口中が大変なことになってきた!!
ダズゲデー!!!
結局私は、散々ひとりでジタバタと暴れた挙句、
そこら辺にあったパンだかお菓子だかを飲み込んで、
涙目になりながらやっとのことで丸薬を食道に沈めた…。
もちろん、顆粒を水で溶いて練って干して…などという事は衛生的じゃないし、
第一、薬品成分に影響を及ぼすかもしれないわけで、ちょっと考えればやるべきでない事なのは分かるはず。
だから、たとえこの方法が大成功を収めたとしてもよそ様にお勧めはできないなと思っていた。
でも、見事大失敗となり成分変質の危険は避けられた。
私は、次回の診察時に、第二選択の薬はないか、医師に相談してみようと決めた。
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