富士山

ぼやけてるけど、見えるかな?
出勤時に必ず通る道からのヒトコマ。
今日も一日頑張ろう♪という気持ちになる。

帰りにはこうなる。
紅い空をバックに、海に浮かぶ富士のシルエット…不思議に神々しく見える。
さぁ、帰ろう!!
今度の職場は、全国各地から人が集まってくるところ。
私の住む町は海沿いから富士山を見られるので、その存在を当たり前のように感じていたが
関東以外からいらした方は、肉眼で見られる富士山に感激なさる方が多い。
「わぁ~~!本物!!」という感じ。
富士山は私のものではないのに、感激されると何だか誇らしい気持ちがして嬉しくなる(笑)。
しかし逆に、地震をひどく心配する方も少なくない。
朝方震度4の地震があった日も、とても怖がっている方がいた。
「自分の住む地域は、ほとんど地震などないからもの凄く怖い、早く帰りたい」と。
そして
「あの富士山が噴火したらと思うと恐ろしい」とも言っていらした。
確かに…。
ここ神奈川は、震度3~4くらいの地震はしょっちゅうあるから、
「あ、まただ」くらいにしか思わなくなっている。
震度7クラスの地震が南関東で4年以内に発生する確率が70%に高まった可能性があると発表された。
今までは「30年以内」と言われていて、それはまだ「何となく先の事」「もしかしたら来ないかも」と
危機意識をごまかすことができる数字だった。
しかし「4年以内」はあまりにもショックな予想数字だ。
昨年の3月11日以降、もっとしっかり日頃の備えをしなくては、と思いつつ
具体的には大したことができていない。
漠然とした不安を抱えながら、煩雑な日常を優先している。
襲ってくるのは、波なのか、炎なのか、ガレキなのか、飢えなのか、寒さなのか…
何を最優先に対処準備したらいいのかも分からない。

どうかこの景色が変わってしまわないようにと、祈らずにいられない。
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