自給自足へ
ニュースによると、被災地の場所によっては、病院の食糧もギリギリの状態らしい。
病気や怪我をなさっている方も、不眠不休で働いている医療関係者の方も、
ろくな食事も摂れずにいるという事だ。
届けたくとも、道がないという。 なんてことだろう…
大きな被害のなかった我が町は、物資不足とは言え「今日明日生きる分」なら充分にあると思う。
ただ、今回の震災のあまりの被害を目の当たりにし、
つい皆「備え」を考えて多めに買ってしまうのだろう。やはり店の棚はガラガラだ。
この町は高齢者が多い。その不安を思うと、仕方がない気もする。


ただでさえ時間の管理が苦手でバタバタしている人間なので、
発酵を見守り管理する、という基本的工程についストレスを感じて、及び腰だったパン作りだが
自給自足を定着させるべく、もっと焼くようにしようかな。


パンが買えない!!という状況でも慌てないで済むし、
そんな時にお裾分けもできるし。
いつもありがとうございます
「世界のどこかでは今も毎日、紛争・飢餓・天災による死者が絶えない。」という現実を知ってはいました。
でもそれは「遠い遠い、世界のどこか」でした。
我が国の事となるまで、ぼんやりしたイメージしか持てずにいました。
本当は、近かろうが遠かろうが同じ事なのに。
今回、想像した事もなかった規模の大災害を目の当たりにし、
日本中の人々が激しいショックを受けたと思います。
大きな被害を免れた地域の方も「今後の不安」は計り知れないと思います。
私も、神奈川県民なので東海地震が怖くてたまりません。
また、果たしていつも通りの暮らしをしても良いのだろうか…というある種の罪悪感のようなものを
感じている方も多いのではないでしょうか。
美味しい物を食べたり、楽しいことをしたりしてはいけないんじゃないか…って。
被災地の現状を見て涙し、どんなに辛いだろうかと愕然とする一方で
今後の自分たちもまた、どうしたら良いのか途方に暮れている。
こればかりは、答えなんて見つけられない気がします。
それぞれがそれぞれの、一番大切なものを守り、
そして、それぞれの人生を懸命に生きるしかない …のかもしれません。

