シュークリーム考とかぼちゃのマフィン

ジェノワーズの修行に少々飽きて、脱線中。
しかし、気分転換のはずのシューがまた、私を悩ませる。
サクサクシューにふんわりシュー。最近ではクッキーシュー、パイシューなるものもハバをきかせていて、
どのタイプを焼こうか、どれが自分の好みに合うか、また迷う(呆)。
クッキーシューは、今までのところ美味しいと思うものにまだ出会っていない。
・・・というか、私はどうも「クッキーと何かの合体系」があまり得意ではないらしい。
無類のパン好きにも関わらずメロンパンは苦手だし、クッキー&クリームのアイスも食指が動かず。
きのこの山は大好物だけど、たけのこの里は買わない(笑)。
クッキーは、できれば何とも合体させず、そのまま頂きたい。
で、シュー。
ふんわりシューも懐かしくて大好きだけど、せっかく焼きたてを食べられるのなら
サクサクで香ばしい生地を味わいたい。
いつも焼いているレシピは、何十年前かの古~い本のもの。
今日はちょっと新しいレシピを試してみようかな?
・・・・・が!
この「新しいレシピ探し」を始めると森に迷い込んでしまうのが常の私。
美味しそうなシュークリームが載っていたはずの菓子本を思い出し、数冊引っぱり出して見比べるのだが、
どれもこれも美味しそうだしそれぞれにこだわりポイントがあって、絞りきれなくなるのだ。
焼成温度も、本によってものすごく違う。興味がわくなぁ~。
しかし、シューの場合は一度に使う卵の量が多めだし中に詰めるクリームも必要。
片っぱしから順に試すというわけにもいかない。
う~~ん、どうしよう。
結局今回は、製菓学校や鎌倉の宇治田シェフの講習のレシピも含めて7種類のレシピを書きだして、
ブツブツ言いながら眺めたあげく、結局宇治田シェフのレシピで焼いてみた。
しかーし、シェフのレシピはプロ用のかなり大量のものであった為、暗算で3割に減らして作ったのが間違いのモトだった。
沸騰した牛乳とバターにドサッと粉を入れ、数秒混ぜてからその手ごたえの軽さに気づく。
「あーーー!!粉の分量間違えたっ!!!」
ご存じのとおり、シューというのは段取りと手際の良さが勝負のお菓子の代表。
大慌てで不足分の粉を計量し鍋に投げ入れるも、鍋の中はドロリとしたルウが、「手遅れですよ」という表情でこちらを見ている。
途中でつまずくと気分の立て直しがヒジョーに下手な私は、作り直す気も起きずふてくされながらそのまま作業を続行。
で、できたのが↑の写真のチビシュー。
糊化しそこなったか膨らみに欠け、情けない姿の焼き上がり。あ~あ。
こうして、『リベンジ待ち』のリストに乗る菓子がまたひとつ増えるのである。
え~続きまして、お問い合わせのあったかぼちゃマフィンのレシピですが・・・・・
これもこの夏、何回か配合を変えて進化させたはずなのですが・・・・
どうしても「最新版」の配合のメモが出てきません(号泣)!
手元には、2回目くらいに焼いた時のメモが残っていて、一番下に「もう少しシットリさせたい」
と書きなぐってあります。
硬化した脳を叩き起こして、最後に焼いた時の記憶を元に配合を書きます。
メモが出てきて、配合が違っていたらすぐに訂正しますのでご了承ください。
バター 100g
砂糖 90g
卵 1個
カボチャのマッシュ 200g
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 小1
ベーキングソーダ 小0.5
ヨーグルト 50g
ラムレーズン 大さじ3
① 室温に戻したバターをホイップし、砂糖を加えて更にふんわりホイップ
② 室温のとき卵を少しずつ加えてホイップ
③ ヨーグルトにベーキングソーダを加えてよく溶かしたものをカボチャのマッシュとよく混ぜておく。(泡 が出ます☆)
④ 2と3をよく混ぜる。
⑤ 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、4に加えてヘラでサックリかつシッカリ混ぜる。
⑥ ラムレーズンも加えて混ぜる
⑦ マフィンカップに入れ、180度ら予熱しておいたオーブンで30分前後焼く。
※ かぼちゃの水分量で仕上がりがずいぶん変わります。完熟カボチャで作ってね!
美味しくできますように♪♪
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