カップケーキ

デコレーションすることを前提としたカップケーキを作ってみました。
本などでは、カップケーキと呼んではいてもマフィン生地だったりバターケーキ生地だったりすることが多いのですが、
マフィンだとトップの膨らみが大きいし、その膨らみの形も予測不能なのでデコレーションしにくいと思っていました。
また、上のクリームとマフィンのボソッとした食感がどうも相性がよくない気がしていたのです。
私にとってマフィンは、焼きたてをほおばるもの。
クリームやバターもナイフでラフ&豪快に乗せて、マフィンの余熱で溶けてくるところを慌ててガブッと頂きたい♪
冷えたマフィンにクリームを絞ってみても、マフィンの本当の美味しさを味わえない気がするのです。
またバターケーキ生地でカップケーキを作ってたっぷりのクリームで飾ると、
下の土台もリッチ、上のデコレーションもリッチということになり、いささかヘビーすぎに感じます。
そこで!
トップはデコレーションしやすいようにほどよくフラットに焼けて、
生地の食感や風味は上のクリームと一緒に食べてちょうど良い♪と感じられるようなものを求めて作ってみたのがコレです。
ベースになっているのは、クック時代の『スポンジ・パウンド』というレシピ。
共立てのジェノワーズと同じ作り方ですが、バターがたっぷり入るのが特徴。
バターたっぷりと言っても、一般的なバターケーキと比較すると半量程度なので食べ口は意外にサッパリ&素朴。
それからベーキングパウダーを入れないのもポイントで、そのために控えめな膨らみになります。
気持ち目が詰まり加減の生地は、しっとりなめらか。
そのままでは少し物足りないかもしれないけれど、クリームをたっぷり絞るカップケーキには中々良いバランスだと思います。
とても簡単なシンプルレシピなので、是非お試しください♪

前回、チョコクリーム&苺をいたく気に入った次男のために、こんなのとか

こんなのとか、作ってみました。
『カップケーキ』 7cmのマフィンカップ7~8個分
薄力粉 110g
卵 L2個
砂糖 80~90g(クリームの量や甘さによって加減して)
バター 60g
① バターは溶かしておく。粉はふるっておく。カップに紙を敷いておく。オーブンは170度に予熱。
ボールに卵を割りいれてほぐし、砂糖を加えてホイッパーで混ぜながら湯煎にかける
② 卵が人肌になれば湯煎からはずし、力強くホイップする。
③ 卵がリボン状に落ちるようになるまでしっかりと泡立てたらホイッパーをはずし
粉をふるいながら加え、ゴムベラで手早く混ぜる。
④ 粉気がなくなりきれいに混ざったら、溶かしておいたバターを全体に散らすように加え
手早く混ぜる。ムラが残らないように。
⑤ 用意したカップの8~9分目まで生地を流しいれ、予熱したオーブンで22~25分焼く。
好みで、もっとフワッ!とさせたければベーキングパウダー小さじ1/3ほどを粉と混ぜてもよい。
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